これキンドルでポチして読んだ。
一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる
- 作者: ミセス・パンプキン,ムーギー・キム
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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詳しい批評はアマゾンレビューにもあるが、一言「中身とタイトルが釣り合ってない。」 というのが私の感想。「一流大学に入る子供の育て方」位な感じだろう。著者のお母ちゃんの育児論を、大学生のインタビューで補完というのが基本的な構成の本だ。
疑問なのは、あれほどエビデンスがどうのこうのと言っている中室牧子さんが、帯にてこのエビデンスが不十分なこの本を絶賛していることだ。大学生へのインタビューだけでエビデンスと言えるのかいな。
もっとも中室さんの「学力」の経済学も読んだけど、アマゾンレビューでも言及があるとおり、その中で採用しているのエビデンス自体どうかと思ったけど。また、竹中さんの「親の教科書」と言えるというコメントもどうかと思う。この程度のレベルの育児論であれば、参考になるものは他にもたくさんあるよなあ。
そもそも教育なんて、家庭環境や地域や学校自体のレベルなど条件が多すぎて、「データでこうです」なんて言っても、目の前の現実には対処出来ないように思える。
これだったら、↓の「佐藤さんの個人体験本の方がよっぽど参考になると私は感じた。
以上、タイトルに釣られた自分への反省として記す。