デング熱とは
- デング熱とは、ネッタイシマカやヒトスジシマカによって媒介するデングウイルス感染症
- 非致死性のデング熱と重症型のデング出血熱やデングショック症候群の二つの病態がある
- 国内感染症例は今年まで60年以上報告なし
症状
- 通常3~7日の潜伏期の後、急激な発熱で発症
- 発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐
- 発症から3から4日で発疹出現する場合もあるが1週間で消失
- 発熱以外の症状がないときもある
- 発症後2~7日で解熱
- まれにデング熱から突然、デング出血熱となる場合がある
- デング出血熱は重篤な症状になると、適切な治療が行われないと死に至る可能性あり
媒介
- ネッタイシマカおよびヒトスジシマカが媒介
- 日本にはネッタイシマカはいない(国際空港にいた事例有)
- 人⇒蚊⇒人と感染する。
ヒトスジシマカ
- 寿命30日~40日
- 活動時期は5月中旬~10月下旬
- 活動範囲50m~100m
- 比較的小さい容器に発生。雨水マス、植木鉢、バケツ、コンビニ弁当などのプラスチック容器、古タイヤ等が発生源
⇒まあ、蚊から全部ガードするってのは無理。防ぎようがないってこと。デング熱にかかっても慌てないことが重要。
参考
国立感染症研究所HP
デング熱に関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20140827-06.pdf
デング熱国内感染事例発生時の対応・対策の手引き
(国立感染症研究所 平成26年9月12日)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10906000-Kenkoukyoku-Kekkakukansenshouka/0000057872.pdf