他人の出世にジェラシー感じますか

皆さんは他人の昇進昇格出世をどう感じるだろうか。

私は以前、昇格の季節である夏が来る前になると、今年の人事が気になり、落ち着かない毎日が続いていた。
結果、昇格昇進がなく、近しい年代の人間が上がっているのが分かると、何であんなやつがとジェラシーむき出しに、居酒屋で「このくそ会社辞めてやる。」とくだをまいていた。でも、結局、辞める事はなく、毎年恒例行事のように喜怒哀楽の夏を繰り返していた。
自分がどうのよりも、他人の人事にジェラシーを強く感じていた。

それが、ここ2、3年あんなにも感情移入していた他人の人事対して、何も思わなくなっていた。
単に「面倒だから上に上がりたくない。今の地位のままでよい。」とかそういう気持ちは全くない。むしろ、チャンスがあれば上にあがり、自分の方法論で事業を進めてみたいという思いが強くなっている。
しかしだからといって、積極的に他人を蹴落としてまで上に上がりたいといった、アニマルマインドはない。仮に定年までこのままの地位であったとしても仕方が無いし、まあ人生楽しくやっていこうと思う。
やることやって後は組織が判断するものでしかないというのが今の心境だ。

この心境の変化は、40歳手前になり、色々見聞きするなかで、組織というものの本質がそれなりに分かるようになってきて、その時の流れに抗っても仕方がない事が分かって来たことが大きいような気がする。
今まで、

  • 早期に出世したからといって、そのまま順風満帆とは限らない。変に責任を背負い込まされてつぶれるケースもある。
  • その時たまたま上席がいなかったから抜擢されるケースも良くある。実力だけではなく、巡り合わせの要素も大きい。
  • 結局はその時のお偉いさんの好き嫌いによって人事は左右される。大学の先輩でとある大企業のお偉いさん曰く「なついてくるやつはどうしてもかわいい。」と言っていた。
  • 但し、実力がないのに昇進した困った上司達は、私の経験の中では、結局は淘汰されることが多い。「やれーやれー。」と言うだけのオウム上司達も結局は淘汰されることが多い。
  • また、 実力があっても、その時の巡り合わせで成果が出ないことも良くある話。

等々色々なことを見聞きし、リアルに体験してきた中で、「組織なんてそんなもの。」とある意味達観するようになってから、他人の出世に対してジェラシーを感じることは無くなった。(もちろん子供が出来たこともあるし、会社以外に充実しているものがあるってのもあるけど。)


そもそも、なんで、こんなエントリを書こうと急に思い立ったのかと言えば、さっき電車の中で、どこかの若手サラリーマンが酒に酔った大きな声で、「〜年入社のあいつがなんで〜。」など、日本企業にありがちな入社年至上主義視点からの愚痴を言っているのを聞き、そういえば自分はどうだったかを思い返したのがきっかけであります。

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