今日移動中の電車の中で、とあるサラリーマン「働き方改革がさあ。これからうちあわせだよ」とのセリフあり。
更に、ひと仕事終えた昼食時、とあるとんかつ屋でのサラリーマン4人組「働き方改革してもさあ、従わないやついるんだよなあ。それじゃだめなのよ。」とのセリフ及び周りの賛同あり。
更に、会社に戻る道すがら、とあるサラリーマンが電話をしながら「これから働き方改革の打ち合わせです。」とのセリフあり。
「働き方改革」来てますなあ。
私は、必要に駆られて定時を期限として仕事をしているので、特に働き方改革のような会社の運動は必要ないのだが、多分にもれず、私の会社でも絶賛推進中だ。
社員の中でも温度差はあるが、否定的な意見は少ない。
働き方改革をして、何を目指すかというゴール設定について話し合っている。働き方改革によりできた時間をインプットの時間にあてようとなり、業務に必要なスキルを棚卸しして、もっとレベルアップしていこうという前向きな方向性で議論が進んでいる。
そういうことであれば、多くの人々が賛同し、うまくいくと思うが、そのあたりの進め方がうまくいかないと、「働き方改革」自体が面倒臭い会社の雑務となってしまうだろう。
あと、会社にいることで自分の存在意義を確認しているような人に、他の居場所をどう作ってもらうかが、大きな鍵になってくると思う。
まあ、子育てや介護中などで時間に制約のある多くの人は、あまり多くを考える必要もなく、日々定時帰宅に向けて、神経を研ぎ澄ます毎日なだけだけどね。