色々なブログで新社会人へのエールが書かれているので、便乗して私なりの「社会人になって学んだこと」を二つばかり書きます。
①相手の立場にたって考える。
人は自分が主人公。
自分のことを相手は理解してくれているはずと勝手に思い込んでいるのがふつう。
しかし、人は、それぞれ生まれもつ性格や、育ったバックグラウンドが違うので、相手は自分のことを理解していないというのがそもそもの基本。
社内外どこでも言えることだが、仕事を進めようと思ったら必ず、他者を説得するという行為が発生する。相手の立場にたって考え、他者の思想を知った上で、次の一手を打つのが物事を進めるための基本。
周りの人間が同質である学生時代とは違い、様々なバックグラウンドや思想を持つ人と物事を進めなければならない。「この人は何でそんなこと言っているのか。何言っているのか理解出来ない。」と疑問に思うことも多いと思うが、相手の立場にたって考えて初めて、相手の言っていることも理解出来るようになる。理解したうえで、ソリューションを考えることが重要。
②これからは、80歳まで、更には生涯働くことを念頭に働き方を考えるべき
これからは、
- 医療の向上による寿命の延び
- 年金支給年齢が上がる。支給額が下がる
- 生産労働人口が減少
が進むので、おのずと働く年数は増えると思う。今ですら70歳まで働くところが増えてきたが、80歳くらいまで場合によっては生涯働くのがは普通ということになるかもしれない。すなわち50年~60年以上働く可能性があるということ。
そう考えると、
- 健康維持(若いからと言って、無茶な勤務をして体を壊すのが一番のリスク。)
- 複数のスキル収入源の確保(50年60年も安泰な会社なんてないと思う。)
が重要になる。
なので、例えば、入社早々に先輩社員の連続労働武勇伝などを聞くことがあると思うが、そこでスゲーと思うのではなく、この人かわいそうにと思わないといけない。上の人たちは60歳定年を見据えた働き方をしてきているので、それを真似してはいけない。
これが、私の新社会人へのエールであります。