今週のダイヤモンドの記事で私が引っかかったのは、「金融市場異論百出」で「ヤンキー文化論」に触れられているところだ。
原田曜平氏の「ヤンキー経済学」による「最近のヤンキー」は
- 暴力性が薄い
- 徹底的な地元志向 友人との友好関係のためなら出費を厭わない。
- 地元の5キロ圏内から出ない。
と定義されている。その人口は都市近郊含め相当数に及んでいるとのこと。
この原田氏の最近のヤンキーの定義はさておき、私も郊外で生まれ育ち、中学校はヤンンキーが大勢いる学校だったので、この定義は肌感覚で理解出来る。もっとも私は数十年前の中学生だが、当時も一部のワルを除けば、みんなマイルドなヤンキーだった。いいやつだけど、ちょっとやんちゃという感じ。多くの友は、就職後は真面目に働いている。
上の定義に少しつけたすと、子供が多いのも特徴に挙げられるだろう。
人口増・消費増と日本の消費を支えている大きな層の一つがこの層だとも言える。将来の社会福祉を支える層でもある。
そう考えると、一握りの金持ち優遇なんてことはやめて、思い切ってこの層の所得が上がるような政策をとった方が、多くの人が幸せになって良いのではないか。
所得が高い人にはそれ相応に負担してもらう。税金の低い国に行きたければ行けば良いと思う。で、地元を大事にする。将来の日本を支える層に手厚く再配分するのが政治というものだと思う。
「ヤンキー経済」は実はまだ読んでないので、あとでぽちします。