ファミリー日記 〜父親から見た男の子2人子育て〜

仲良し男兄弟二人は日々大騒ぎ。

「伝え方が9割」(佐々木圭一著)を読んだ

先日amazonで購入した佐々木圭一さん「伝え方が9割」読了。

ちなみに、amazonではkindleの2冊パック(週刊ダイヤモンドの特集記事をセットにしたもの)で購入。

 

この本の要点を私なりにものすごく簡潔にまとめると

  1. 自分の思いつきをほいほい話すのではなく、まず、相手の頭の中を想像する(相手の思考フレームをつかむ、内在的論理を知る)
  2. その上で相手が受け入れやすいような言い方を考えよう。で、その表現方法について筆者のテクニックを教えてもらう

 といったところか。

 

この本、2013年の売れたビジネス本というのはどこかからか知っていたけど、タイトルが、よくあるビジネス本のやすっぽいつりタイトルの様に感じ、読もうとは思っていなかった。が、週刊ダイヤモンドにて、作家の佐藤優さんが推薦していたので、どんなものかと読み始めた。

 

内容は相手に併せた言い方のhow to的な説明が多い。それはそれで参考になるものばかりだが、「自分の求めることをそのまま口にせず、相手が何を考えているのか、相手の頭の中を想像する。」というところに深く共感を覚えた。

これは、私の十数年のサラリーマン人生で一番重要なことと学んだこと。

 

これが出来ないとまず良い結果を得られないのだが、相手の立場にたって考えるということが出来ない人は相当に多いように思える(私の周りだけかもしれないが。)。そういう人は、自分たち都合ばかり言い切るだけで何も交渉が進まない事がほとんど。うまくいかず、居酒屋で交渉相手のことをばかだとかいってののしるくらいしか出来ないだろう。

 

これはビジネスの交渉だけでなく、国家と国家の交渉から、夫婦や友人関係のコミュニケーションなど、人生のすべてのフェーズで必要なこと。

 

そんな大切な事が分かりやすく書いてある本がベストセラーになる。これは日本にとってものすごく良い事だなと思った。

 

伝え方が9割

伝え方が9割

 

 

 

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