今朝の電車の中で、東洋経済を読んだ。特集は「実家の片づけ2」。ネタ的には私が最も釣られてしまうタイトルの一つだ。
ものにあふれた実家 整理が大変
うちの実家は、この特集記事にあるような典型的なものを捨てられないとこうなる例のような家だ。とにかく物が多い。特に人が来ない2階はもう足の踏み場がないほどだ。昔私と弟の部屋だった2階の一画は、入るのも困難なくらいものが詰め込まれている。
更に、実家はもう一つ家を持っているのだが、そこも物であふれかえっている。これも大変だ。両方合わせて整理にどれくらい時間がかかるか考えるだけでも疲れる。
結局のところ、我々では手に負えず、業者に頼むという事になると思うが、かなりの金額になることは間違いない。
実家は迷惑資産だ
これら実家所有物件は、都会から離れたところに立地しているが、これからの人口減の時代に、郊外の土地建物が売れるかどうか。
東洋経済では「実家は迷惑資産だ」と特集で取り上げており、「郊外の庭付き戸建は不動産価格急落のリスクあり」とか「2040年日本の地価が半減する」といった内容の記事が記載されていた。
うーむなかなか厳しそうだ。親がいなくなる時代には、売れたとしてもかなりの確率で安値になってしまう可能性が高いということ。でも、実家は駅から近いので安値であったとしても売れるのではないかとう淡い期待がある分、まだましかもしれない。
相続で引き継ぐ土地建物によっては、貸せない・売れない・費用はかかるといった三重苦となる可能性もある。毎年固定資産税等垂れ流しだ。そうなると厳しい。だけど、人口減によって東京都心以外は、今後そういうケースは増えていくと思われる。
じじばば世代は、「ただで資産をあげる。」といった上から目線のスタンスだろうが、その子供の世代は、「相続させられた。どうしよう。」と迷惑に思うのが普通になるかもしれない。よっぽど都心の良い立地の物件以外は、厳しくなりそうだなと感じた東洋経済記事だった。
ちなみに私は、プラスになる部分は弟のものという方針にしているが、弟の取り分もずいぶん減ってしまうだろうなあ。
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