昨年後半あたりからどーんと話題になり始め、先日の来日で一気に表舞台に出てきたピケティさん。テレビにも出演されていたので、多くの人が知ることとなったと思われる。
私は本書を年末に購入し、いつか読もうとそのまま本棚へ積読していた。
平行して、池上さんや佐藤優さんとの対談ものなど雑誌類も購入。まずは解説雑誌から読み始めた。
ダイヤモンド
東洋経済
トマ・ピケティ『21世紀の資本論』を30分で理解する!―週刊東洋経済eビジネス新書No.76
- 作者: 週刊東洋経済編集部,池田信夫/平松さわみ,西村豪太,長谷川隆,新藤真実,宮澤由美,川崎聡,筒井幹雄,小林由衣
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/10/01
- メディア: Kindle版
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アエラ
クーリエ
これら雑誌類を読んだ上で、やっぱり本書を読まないといかんなあと感じた。解説等有象無象やピケティさんを他の問題と強引につなげようとしているものが多く、よくわからなくなった。というわけで、本棚から本書をとりだし、少しずつ読み始めた。
で、読んでみると意外にも読みやすい。これは頑張れば読める。でも、約600ページと分厚い。今の仕事家事育児人間の私にはハードルが高いページ数。しかも少しずつ読んでいるので、すぐに前の内容を忘れてしまい、進んでは戻りを繰り返している。
ちなみに、雑誌類だと東洋経済のものがよいと訳者の方は言っている。
「東洋経済」ピケティ特集:よくできているんじゃない? - 山形浩生 の「経済のトリセツ」
今世界で起こっている悲しい出来事は元をただせば、格差や貧困が原因のことが多いと思う。やっぱり富めるものがますます富み、そうでない人々が増え格差が広がっていくようなような社会はおかしいし、どこかで歯止めをかけ、息子たちの世代が変なことにならないようにせねばと今年40のおやじは思う。自分で何が出来るか分からんけども、まずは、その一歩として「21世紀の資本」本体にチャレンジだ。あとはそれから考えよう。