「80歳まで働く時代」の人生設計 ~長い目で見る~

80歳まで働く時代

クーリエジャポンの11月号を読んだ。「僕たちはみな、自由になるために働いている。」という特集がドーンと表紙に出ていた。最初からぱらぱら読んでいくと、リンダ・グラットンさんの記事「80歳まで働く時代」の人生設計という記事が目に留まった。

記事の内容

大まかな記事の内容は、

  • 寿命の伸びとともに、今までは、80年生きて60歳まで働くのが一般的だったが、これからは100年生きて、80歳まで働くことになる。
  • 生き方働き方、それを選ぶ価値観も多様化していく。
  • 節目節目で新しい分野を学習する等、自分に投資する必要が高まる。
  • 80歳まで働くとなると休まず走り続けるのは困難。充分に休むことによって、新しい分野で活躍する可能性が高まる。

というような話。

60年間

寿命100歳が普通の世の中になるかどうかは分からないけど、人口減や年金問題を考慮すると、80歳まで働くというのは充分にあり得る話。80歳まで働くとなると、60年近く働くということ。相当に長い期間だ。

60年という長い期間働くことが前提であれば、子供の出産や育児休暇、子育てのための時短等で働き方を変化させたり、気持ちが落ち込んで休んだりしたとしても、それはいっときの話であり、それで、キャリアが止まるとかそういうことはない。むしろ、人への思いやりや人の痛みが分かるようになる等、多様な価値観への寛容さを学べるのではないか。

これまでのように、昼夜フルタイムで仕事が出来る同質的な人達だけで仕事が出来るような社会では無くなっていく今後は、高齢者、外国人、妊婦、介護人等色々な人間が協力して仕事をする必要が出てくる。今流行りの言葉で言うと、ダイバーシティーマネジメントが重要になってくるが、多様な価値観を持った人が上に立つ必要が出てくるだろう。

そう考えると、むしろ出産・育児、介護等の経験は長い目で見ると、相当にプラスの経験になる。キャリアの中断ではない。キャリアだけでなく人生を豊かにする大切な時間だ。いまは過渡期なので、育休とか育児で早目に帰宅すること等に理解がない職場も多いだろうけど、特に男も含めてそういった経験はすべきだと、この記事を読んで改めて思った。

 

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