ファミリー日記 〜父親から見た男の子2人子育て〜

仲良し男兄弟二人は日々大騒ぎ。

「イクメン」という言葉は「イクオジ」とか「イクオヤジ」に替えるべき

私、イクメンという言葉が好きではない。理由は色々ある。イクメンという言葉の裏に何となく感じる「妻のサポート役」的な定義(私がそう感じているだけかもしれないが)等、色々なことが気に入らない。

イクメン嫌いは他にも多いようで、「イクメン 言葉 嫌い」で検索すると、出てくる出てくるイクメン嫌いの叫び声。

で、今日もまた、通勤電車のなかで、そんな、言葉を検索しながら、「そうだそうだ」と一人で盛り上がっていたのだが、ふと、何でこんなに、「イクメン」に反応してしまうのか、ぱっと思い付いた。

そもそも、「イクメン」って「イケメン」に引っかけているため、「私イクメン」ですと、出てくるのは、イケメンのモデルのような男がイケメンの子供を抱っこしていることが多い。と私は感じる。

そんなかっこいい人は、ロールモデルとして非現実的だ。そんなにかっこいいやつばかりこの世にいない。私なんか、髪の毛の半分くらいが、白くなり、腹がだらしない四十のまじかの中年だ。
そもそも、育児ってそんなにきれいなことではない。毎日、色々なことが起こり、髪振り乱して、ひーひー言っているのが育児の現実だ。まだ、会社の理不尽に悩みながら、毛が減っていく疲れたサラリーマンのオヤジのイメージの方がまだ、イメージにあう。

そう、少々強引な結論だが、育児をやる男の名称としては、「育児をするオヤジ」が、正解だと私は思う。「イクオジ」とか「イクオヤジ」の方が、多くの人の親近感を得られると思う。そうすることで、「イクメン」という言葉の入り口で、「ケッ。あり得ねえ。」と思考が止まってしまわずに、もっと育児について深く議論出来るようになると思うのだが、どうだろうか。

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