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日経新聞12日紙面の記事 リンダ・グラットンさん「働く女性へ 未来の処方箋 」 について

昨日の川上さんの記事の中で、日経新聞が育児について取り上げてくれないかなと結んだが、「ワーク・シフト」のグラットンさんの記事が、日経朝刊の紙面に出ていた。

  • 日本の長時間労働では女性が企業で働いて子どもを生むことはほとんど不可能。生産性があがる訳ではなく、長時間働けばいいという思考から抜け出す必要あり。
  • (男性は)もっと家事ができるはず。欧米の若い世代では男性が働く女性と結婚することが多く、昨今はバランスがとれた形で父親も母親も育児に関わるようになっている

とか、まさに日本企業の経営陣にお説教してもらいたいことが書いてあった。

更に、13日の電子版には、もっと詳細な記事があった。「日本の若者が群を抜いて長時間労働している。」とか、「男性がもっと子供と一緒にいたいと思えば、おのずと女性のワークシフトが起こる。」など、「男性はパートナーのために家での役割をしっかり果たすこと。」等々、紙面の要約版よりも更に納得性の高くなる記事となっている。

ただ、男性とくに今の経営陣くらいの世代の人に伝えるためには、紙媒体じゃないとだめだと思われるので、何回かのシリーズものにして、要約ではなく、全部の内容を紙面で紹介して欲しかった。

それでも、日経が安倍首相の言葉に呼応してか、ウーマノミクス等のキャンペーンをしたり、関連記事を紙媒体に載せたりする方向性は素晴らしいことだとは思う。こういった記事も継続して取り組んでくれそうではあるが、本当に世の中を変える気があるのなら、毎日何かしら記事にするくらいのことをしないと、今の経営陣には伝わらない

 

また、今後は、グラットン氏のような経営者側に近いの人間だけじゃなく、もっと一般人に近い感性を持った人に登場してもらい(今だったら、育児エッセイを出したばかりの川上未映子さんでしょ。)、具体的に出産育児の大変さを生々しく語ってほしい。グラットンさんも「0歳から5歳までが一番大変で、後は楽になる。」と述べていたが、何が大変かをもっと具体的に記載して欲しかった。何が大変なのか分からないと、実感がわかず、世代間や性別の違いからくる認識ギャップを埋められないと思う。

 

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

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未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ

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