ファミリー日記 〜父親から見た男の子2人子育て〜

仲良し男兄弟二人は日々大騒ぎ。

クーリエ・ジャポン7月号を読んで  口頭で論理的に話すことは重要

今日は定期購読しているクーリエ・ジャポンの7月号を、食後のコーヒー(小川軒プレミアムカフェ)を飲みながら読んだ。お題は、英国人に「大人の品格」を学ぶというもの。詳しい内容は雑誌を読んでもらうとして、私が印象に残ったのは、「議会でもメディアでも一般の人でも、英国では誰もが討論する。」というくだりだ。反対に日本人は、「質問力が足りない。」とか「自分の考えを口頭で論理展開する能力が低い。」とのこと。この点深く同意。

私自身、サラリーマン生活十数年で最も欠損している能力と認識し今までの不勉強を反省している部分の一つが、この「口頭で論理的に話す」ということだ。同じ会社の同じような部署で長くやっていると、無言で皆分かる部分というのが身に染み付き、相手を説得するとか、うまく説明するとかを省くようになり、結局そういう能力は身に付かずに時が過ぎて行く。

今になって「口頭で論理的に話すこと」の重要性を実感

そういった討論のような訓練は大学卒業するまでにやったことがないし、そういう能力が必要だとも思わなかった。それで今になって、必要だと強く感じるのは、中途採用の人や世代が違う人、外部の人と今まで以上に一緒にやることが多くなり、各々の論理的背景が違う中で、物事を進める難しさを、ここ数年深く実感したから。

論理的だけではうまく行かない

ただ、全ての人が論理的であるわけもなく、論理的によどみなくしゃべれたとしても、それが相手に伝わるかは全く別問題。相手の論理体系を理解した上で、論理的に思考し、しゃべるということが必要になるのだが、これってものすごく難しいこと。そういう時代だからやらなければしょうがないのだけど。

 

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 07月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 07月号 [雑誌]

 

 

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