共働きの我が家は、ダブル主婦体制をしいており、私が食事を作ることが多い。
朝食は家族全員分、弁当は自分のものだけでなく妻の分も用意している。
毎日なので、何を作るかが一番悩む。定番のクックパッドを始めとするレシピサイトを見ても、料理の数が多すぎ、玉石混合なので、欲しい情報がなかなか手に入らない。
そこで料理本の出番となるのだが、私が台所で常に参照しているのが、新橋にある高級料理店京味の西健一郎さんが書いた「日本のおかず」(幻冬社1600円税抜き)という本だ。
西さんが子供の頃に母親が作ってくれたおかずを中心に構成されている。普通の料理の基本本にあるような簡単な料理も記載されているが、私が知らない料理も多数ある。
超一流料理人の料理本なので、さぞや面倒くさいプロセスが一杯あるのではと普通は思うが、この料理本は、砂糖、塩、酒、醤油など、基本的な調味料を使い、本当にシンプルな料理方法でおいしい料理が出来てしまう。素材の味を活かすために、出汁をとらない料理もある。私のお気に入りは、インゲンの胡麻和えとサバの煮込みだ。これを息子2歳児が良く食べる。
未だ全部のレシピを制覇していないが、この本をベースに自分の味を作っていければすごいな。