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「僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか 各国「若者の絶望」の現場を歩く」を読みました。

「僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか 各国「若者の絶望」の現場を歩く(リヴァ・フロイモビッチ著 山田美明訳 阪急コミュニケーションズ)」

をさっと読みました。

ちなみに原書の題名は、「End of The Good Life: How the Financial Crisis Threatens a Lost Generation--and What We Can Do About It」

 

大体のあらすじは以下の通り。

著者はウオールストリートジャーナルの若手記者。著者の親はアメリカンドリームを夢にソ連からやってきて成功した。けれども、今のアメリカでアメリカンドリームを実現するのは難しくなっている。

大きな理由は、職がないから。その理由の一つは上の世代の存在。

多くの若者が、良い職につきたいと学費を借金し大学に進学するが、仕事がない。あったとしても、学歴にみあう職種はない。一度、そういう職種につくと、希望するような仕事につくのは至難のわざとなる。その結果、充分な貯蓄も出来ず、借金も返せずに中流階級から脱落していく。

若者が脱落していくのは、ヨーロッパでも同じ。日本も同じ。

Y世代(日本のロスジェネ相当)は、割を食っている。

ただ、そういう状況に追い込まれてはいるが、テクノロジーに強いというY世代の強みを活かし、自分で道を切り開こうとしている動きがある。

といったような話。

 

「Y世代に求められているのは、前の世代よりも働け。高報酬を求めるな。仕事があるだけ幸せと思えということ」というくだりは、まさに資本家に搾取される労働者をイメージさせる。

そんなY世代が自ら立ち上がる方法としては、まずは起業があげられるが、起業出来るのはY世代の一握りだろう。その一握りが大成功をおさめ、他の大多数をを養えれば良いが、そう簡単にはいかない。そんな白馬の騎士を待っている間にあっという間に歳をとる。

従って、多くの普通の人はどこかの会社で何らかの形で働く選択肢しかない。ただ、そこで上の世代よりも金銭的な待遇が悪いからといって、文句を言っても意味は無い。

自分で道を切り開くためには、一人ひとりが生産性を高め、経済を成長させて、パイを大きくして取り分を増やすしか道はないと思う。

 

僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか

僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか

 

 

 

僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか 各国「若者の絶望」の現場を歩く

僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか 各国「若者の絶望」の現場を歩く

  • 作者: リヴァ・フロイモビッチ,山田美明
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2014/01/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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